WOOL-BLANKET

メンタルを整えたい人が書くブログ

底辺から見た進学

 

こんにちは。 

東京で初雪が降りましたね。

テレビ局各社がこぞって八王子駅前で中継する様子を見ていると

八王子で知り合ったおともだちのことを思い出します。

最近行けなくなってしまったので、

元気かなあ、と思いを馳せています。

 

ごあいさつとは一切関係がないのですが、

受験シーズンになってきて

ふと、自分の受験のことを思い出したりしたので

当時のことを

歪んだ思考のままお送りしたいと思います。

以前の記事とかぶっている内容もありますが

ご了承いただけると嬉しいです。

 

低所得層の高校進学

私はいわゆる、

低所得層という部類の家庭で育ちました。

低所得とはいっても

様々な事情、状況があると思いますが

一例として、私の育った環境を

書き記しておきます。

 

まず、住環境。

私が病院で産まれて戻った家は

いわゆる二軒長屋のような

とても古い賃貸物件でした。

 

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(※イメージ画像)

 

低所得ということで

食生活も…困窮しているとは特に思わなかったけれど

家計管理を苦手とする母が

給食費を払わず、そのお知らせの封書を

担任教師からこっそり渡される、ということは

何度もありました。

 

「衣」の環境ですが、

私自身あまりファッションにこだわりがなかったからなのか

(そして母が衣服を作れる人なのもあって)

穴が開いているとか汚いとか、そういう

困った感じはなかったように思います。

 

幼い頃はそういう感じでもいいのでしょうが、

その後…避けて通ることのできない「進路」、というものが

問題として急に噴出するわけです。

 

進路、私の場合

私が中学生だった当時は、

地域差もあるとは思うのですが

9割が高校進学、

あとは

専門学校各種学校に進学して

数名は就職する、という感じだったように思います。

 

個人的に、中学生活が散々だったので

高校デビューを狙って高校に進学してみて、

頑張ってみたいという思いがあったので私も進学を希望しました。

 

ですが。

 

いかんせん成績が悪かった。

 

底辺の住環境の話に戻りますが、私の家は

学習机を買うお金もなく、

学習机を置くスペースもなく…。

 

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めっちゃ環境のせいにしてますね私…でも、

苦しい環境でも

光を見出して勉強して努力して大成する、ということは

一般人には不可能です。

あれはごく限られた人のお話で、

経験上、環境に流されて生きていくパターンが多いと思います。

 

学習塾に行くお金もなかったです。

 

当時…友人だった同級生が急に手のひらを返して

いじめる側に回るようになり、

私はいじめられるようになって…学校に行く回数が減った。

同時期に体調不良にもなった。

 

不登校というよりは、

登校拒否と体調不良の混合で

学校を休みがちだった、というのが正しい。

 

そして、さらに

中3の時に母が手術&入院する事態となり

私は勉強どころではなくなり…

幼稚な性質もあいまって、かなり精神的に不安定になりました。

 

そういう事態になって、ようやく

自分の努力不足を恨みました。

…でも、もう遅い。

成績を取り戻すにしても、

環境、時間、全然足りない状態でした。

そもそも出席日数が足りない。

 

入学できる高校は

普通科にはほぼない、という状態でした。

 

私は

入試だけでも挑戦させてもらって、

それで無理なら他の道へ…と考えていた。

 

それを面談で担任に伝えたところ、

「きみが入れる高校は…公立で最低偏差値の学校になるけどそこはおすすめできない」

「専門学校もすすめられないなあ…」

 

じゃあどうすれば?先生的にはどうしたいわけ?

…というのが本音でした。

 

後から知った話なのですが、

その担任は私を受け持つ数年前に

進路プロデュース(?)がうまく行かずに

ある生徒の進学ができなくなった、ということを聞きまして…。

(高校浪人ってかなり珍しいケースだったのだよ当時は)

 

もしかしたら、担任は

私のような成績不良の人間をチャレンジさせることで

同じ轍を踏んだらどうしよう、

教師の経歴に傷がつく、というような

のっぴきならない状況だったのかもしれませんね…。

 

 高校進学とその先と

事態は平行線になったものの、

学年主任の先生が骨を折ってくれて

知り合いの先生がいる私立の女子校に

推薦できるけどどうする?と打診されました。

 

…即決しました(はやい

 

なぜ即決したかというと、

担任まかせだと不安で仕方なかったし、

とある職種に就きたいという希望が私には一応あって、

その希望がこの高校だと叶えられそうだね、

パンフレットにもそう書いてあるし、

という話を学年主任の先生がしてくれたことがかなり大きかった。

 

三教科の試験と、簡単な面接。

自分では合格できると思っていなかった。

担任が躊躇するくらいに行ける学校がなかったのだから。

 

…でも、さっくり合格しました。

他の高校を受験することなく、私の受験生活は終結しました。

 

(ちなみに学費ですが、

自治体で無利子の貸付制度があってそれを利用しました。

これがなかったら私は進学できなかった…)

 

 

こういう試験問題とかやってみたかったな。

文系は得意だった…国語の偏差値が私の高校受験を救ったようなもんだから… 

 

最小の努力で最大の結果が出る 1分間小論文

私は本当に運がよかったというか、

学年主任の先生が間に入ってくれなかったら

たぶん進学できなかったと思う。

 

 

でも、そうして分かったことは

「運だけで生きていくのは限界がある」

「結局は実力」

…でした。

 

ご家族やご自身の事情があって

勉強の継続が難しかったという方はいると思うので、

学校の成績が下位であったからといって

それ「だけ」で人を評価したり量ったりしてはいけない、と思う。

 

でも、それでも、

やっぱり学校の勉強だいじ。

 

実力をつけるための行動をとっていなかったことを

とても後悔したので、

できることならば

その場で吸収していくといいんだろうな、

そういうクセをつけ訓練しておくことで

高校受験だけではなく、その後の社会でも

わりと苦しみの少ない状態で生活を送れたのにな、とも感じました。

 

大事なのは授業の内容ではない、

とも思いました。

 

授業の内容を覚えているに越したことはないけれど、

社会で必要なのはそこではなく

「方法」「手順」というようなこと全般において

自分なりのやり方を確立させていく、

そのやり方をブラッシュアップさせていく、

…という部分が大事なのかな、と思いました。

 

自分の立ち位置 

最初からみんなが知っていることを

私は知らない。

都度、急いで覚えなければと思うので余裕もなくなるし

パニック起こすし

そうなるとミスも増える…という感じで、悪循環がはじまる。

 

この場合、具体的な内容を覚えるという意味でなく

感覚的に分からない、

やったことがない(からできるようにならないと)、

という感じに近いです。

 

ある程度の余裕を持っていると、

社会生活はまったく違うものになるのだと思う。

落ち着いて行動できることでミスが減るし、何かに気付けたりもする。

 

心に持っている

「焦り」という名の液体が入ったコップは、

新しい一滴を加えるだけでぶわっと溢れて拡がって

心が焦り一色になる。

イライラして

人に対しても嫌な印象を持たれるような言動が増えたり、

 覚えるものも覚えにくくなったり、

当然ミスだって増える。

 

 

自分の立ち位置は、

ヒエラルキーで言うところの底のほうだと思っている。

 

底辺の人間として

何も考えずに「勉強きらいだし~」とか言いながら

惰性で生きていくのは、どうしても嫌だった。

 

でも、「普通の人たち」には追いつけない。

普通の人になりたかった私は、

頑張りすぎて壊れかけたわけで。

 

正直なところ…理想の場所には、行けないのだと思う。

 

 

普通の人たちにはなれない。

でも底辺の人たちに染まりたくない。

 

答えは…出ない。

できることから、やっていくしかない。

今は…そのスタートラインから

片足を出しかけて浮いているような、そういう状態なのだと思う。

 

一歩目を、踏みしめることができたのなら

それが成長なのだと思う。

成長に底辺も頂点も関係ない。

 

退化しながら成長する変態になろう、と思う。

J-POPベスト ~レイニーブルー/壊れかけのRadio~

本当の幸せ教えてよ。

壊れかけのてつこでした。