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メンタルを整えたい人が書くブログ

子供の「逃げ場」

 

こんにちは。ぼんぼやてつこです。

先日まで暑かったのに急転直下で涼しくなったことで

見事に動きがにぶくなっております。

すべての行動が0.5倍速、という感覚がある上に

やること満載で、

焦りと怠さが共存していて軽いパニックを起こしている、

そういう感じです。

 

今日は、9月はじめの月曜日です(投稿時)。

学校に行くのがつらい、

という子供さんにしてみれば

新学期が始まったばかりの月曜日は地獄でしかない、と思います。

 

私も、学校に行くのがつらい子供だったので

よく分かります。

 

Twitterにも、 

 

というツイートが掲載されるくらい、

学校に何か行きたくない理由があって子供がつらい思いをしている、

という声が

以前と比べて拡がってきたように感じます。

 

#8月31日の夜に - Twitter Search

…というハッシュタグが作られて

大人たちがみんな、思いの丈をつぶやいたりもしましたね。

 

その辺りの話を、

自分の体験談を含めて綴っていきたいと思います。

 

 

 

学校に行きたくない、きっかけ

 

子供が「学校へ行きたくない」。

そう思うことは、

一度や二度ではないのだと思います。

少なくとも、私はそうでした。

 

その理由も

いじめ、イジリ、からかい、というような

生徒同士の人間関係もあるだろうし

教師が嫌、という子供もいるし

勉強や運動、

苦手なことを強制的にやらされる

「環境」を嫌がる子供もいる。

 

私は幼い頃から

よくからかわれ、いじめられました。

大人しい、反論の言葉が即座に思い浮かばない、

勉強や運動が不得意、という

ある意味のサラブレッドだったのでw、

いじめたい側にとっては

恰好のターゲットだったのだと思います。

 

幼稚園、小学校、中学校、それぞれで

いじめ被害に遭い、不登校になりました。

クラス替え等のきっかけで

行けるようになったりするのですが、

人間関係が悪化するとまた不登校に、という感じでした。

週に何回か、ちょいちょい休むタイプの不登校

 

周囲にいる大人の存在については

 

父親:無関心

母親:烈火のごとく怒り、家から追い出してでも学校に行かせる

 

担任:「自分の業務に支障をきたすから困惑している」、

という態度をあからさまに出すタイプが多かった

(私が学校へ行けるようになる方法を提示されたことは一度もない)

 

…という感じでした。

 

私は、学校を休む行為は

「悪いこと」と認識していたので、

宿題を同級生が自宅に持ってきてくれることや

担任教師が自宅を訪問することが非常に恐怖でした。

責められているようでとても嫌だった。

欠席のペナルティ、罰ゲームの一種なんじゃないかと思っていた。

 マニュアルか何かで

家庭訪問することが決まっているのかもしれませんが、

逆効果になるケースもある、と体験上そう思っています。

 

子供心にどう思っていたか

とにかくもう学校にも家にも帰りたくなーいー(絶叫

…という感じでした。いやマジでよマジで。

 

ALL TIME BEST

 

学校に行ったら行ったで

いじめられて、

家に帰ったら帰ったで(厳密には翌日の朝)

学校に行くのがつらいと泣いて訴えても

聞き入れてもらえず、

解決も相談もしようともせず、

家を追い出す母がいる。

 

軽い自傷行為(爪噛み、自分をつねるとか色々)と、

腹痛、下痢が毎日続いていました。

それでも母は怒るだけ、でした。

よく生き延びたな私…と本当に思う。

 

あ、ちなみに

母は発達障害持ち(未診断だけど程度は強い)です。おそらく。

 

今思えば、

母はそういう特性があって

私が予定外の行動を起こすことでパニックになって

冷静に判断できなかったのだな、

とりあえず目の前の嫌なことを取り払えば

(=私を追い出して学校に行かせれば)

母自身が楽になれる、という

そういう心理だったのだろうなと推察できるけれど、

 

…6歳や7歳の子供に、

そんな推察はできるはずもないし

親以外の大人に上手に訴えて助けを乞うこともできない。

 

母はパニックが強くなるだけ、

私は心身のの痛みが悪化するだけ。

 

それが見つかりたくない母は、

父の前では隠そうとしたし

たぶん父は、発覚しても何もしない。

揉め事は時間が経って収束するのを待つタイプなので。

両親ともども、面倒だったのでしょう。

 

おかげさまで、

面倒な性格の娘に成長しましたありがとうございます。

 

「逃げ場」の必要性

 

 

というツイートをお見かけして、

そうそう、そうなんだよね、と思った。

 

確かに、学校という存在をつらいと感じる子供にとって

それは必要な言葉だと強く思う。

私が学校へ行きたくなくて苦しんでいる最中に、

他の大人がそう言ってくれたのなら…随分と救われただろうな、と思います。

 

でも…子供が自分の意思で学校へ行かない、ということは

  • 授業についていけなくなる
    (進学先、将来できることが著しく狭まる)
  • 善悪がまだ適切に判断できない年齢の場合、
    逃げた先の環境に影響され非人道的な行動に走る可能性がある
  • 休んだ分をフォローすることで教師や同級生の時間を奪う
    (補習、追試、宿題を家に送り届ける、等…教師は仕事だからいいけど…)

 

経験者として

挙げたらキリがないほど出てきたので、いくつか抜粋…。

こういう事象が、発生するんですよね。

 

もちろん、

大人になっても「やり直せる」ことは確かです。

 

トチ狂った環境からは

「逃げる」ことでしか救われないから、

言うまでもなくその場からは逃げたほうがいい。

その場に居続けて

自分をすり減らしたところで何も残らない。

傷だらけで回復に時間がかかる自分だけが残る。

 

でも…その間に、周囲はどんどん先を走っている。

同世代の人たちの背中を見ながら、必死にその後ろを追随する。

そして

自分だけが遅い、何もできない、というストレスは

計り知れない大きさでその人を飲み込む。

 

逃げたはいいけど

その先どうしたらいいか分からない、

おかしな方向へ行ってしまった、

あの時逃げてしまったことでその後の人生が詰んだ、

…という風にならないように

 

子供が逃げてもいい(尚且つ逃げやすい)場所を

大人がつくっておく

 

逃げた後にどうすれば前を向いて進んでいけるのか

その「具体的な」方法を大人が教えていく、という環境を整えないと

「大人が逃げてもいいって言ってたから逃げよう」

…で、話が終わってしまう。

 

そうなると

「逃げろって言ったから逃げたのに、どうしてこんなことに…」

という嘆きのレールに子供を乗せてしまった、

ただの無責任な大人になってしまう。

判断力が鈍り、心が弱っている子供を

説き伏せようとしたり精神論を言葉で伝えても、

心に届きにくく実践的ではないように思う。

 

逃げた先にあるもの

 

私は学生時代、不登校に「逃げ」ました。

実際にあれを体験した人間です。

 

経験上、

逃げると後々その負債を背負うことになる。

…というのは事実です。

具体的なスキル(出席日数、学習量、最低限の体力)というのは

学校に行かなければ得られないことで、

私にはそれが全然足りていない自覚がある。

リアルタイムでしか得られない「何か」、がある。

 

そして、残念ながら

全員が全員

逃げたあとの取り組みが成功するわけではない。

よほど要領の良い子供でもない限り、

つまづいたり頓挫することもわりとあるのだと思う。

私もそのひとりです。

 

でも、それでも

現状がつらい子供は逃げたほうがいい

 

矛盾した発言なのは承知しています。

 

言い方は悪いけれど、

「天秤にかけたらどっちがマシ」か、という話なのだと思う。

 

「学校に我慢して無理して行く」のと、

「心が壊れて修復に時間を要するのを回避するため一時的に逃げる」では

どちらがマシなのだろう。

 

無理して通学して心が壊れた時、

誰も助けてくれないし

救ってくれないし

ベホマのように一瞬で回復する方法などない。

修復にも時間がかかる。

生きている以上、修復中に別のところが壊れたりもする。

下手したらPTSDになったりして

人生のほとんどを、それに囚われたまま過ごすことになる。

 

追い詰められると正常な判断もできなくなってくるだろうから、

やっぱり

周囲の大人のサポートが必要だよね…。

 

子供にとって悪影響な環境からは逃げたほうがいいし、

逃げた後のサポートは必要不可欠

というスタンスで教育が存在するべきだと私は思っている。

勉強や運動だけ教えるなら塾でもできるわけで、

それ以外の「何か」は

本来なら学校から教育という形で得る必要がある。

でも

保護者が学校がそれをしてくれないのなら、

逃げ場…というか

止まり木のような、雨宿りのような、

一旦回避できる

そういう場所が必要なんだろうなと思う。

学校が(最初のうちは)何もしてくれなかった私は、切にそれを願う。

 

 

私の書いた経験は

ある意味の脅しになってしまうかもしれないけれど、

あれは20年以上前の

図書館ですら居場所にできなかった頃の話です。

今は選択肢が増えてよかったなあと思う。

 

 

これを

逃げるのを躊躇している子供たちが読むかどうかは分からないけれど、

ひとりのおばさんの経験談として

読んでもらえると、非常にありがたく思います。

 

小中高・不登校生の居場所探し 2017-2018年版 (全国フリースクールガイド)